イラストの描き方忘れてダチョウになったであろう自分のためのメモ
イラストの描き方手順
1.アイディア
・キャラクターの性格・状況・小物のチョイス・与えたい印象を書きだす。
・オリジナルキャラの場合は簡単にデザインを決めておく。
・おおよそ与えたい印象と遠景・中景・近景の配置を図形的・曲線的に書く。
・あくまで構図案なので1200px程度の低解像度でがしがし描く。
・構図の中に登場するであろう小物や固有名詞のあるものの資料を"Pinterest"で集めて付箋に貼っていく。
・使いたい色がぶれないように"Coolors"で出力しておく。
・明暗のイメージのためにモノクロでH0S0~90V0で目安を描く。
2.3Dによるラフ補助制作
・1で考えられた小物や背景の備品などの生物を”Blender”でローポリで制作する。
・ローポリはテクスチャで細部をつめる。
’※候補・・・髪の毛を制作?服も”SimplyCloth”使えば作れるかも(手間かかりすぎ?)
髪の毛のモデルは基本的なものを作っておりて”MagicPoser”のようにおくのもあり
・”デザインドール”でキャラクターを作りファイルにキャラ名で保存しておく。
・上記のファイルを”Blender”上で配置して”Twinmotion”で光を調整する。
3.ラフ制作から線画作業
・キャンパスサイズはA4の350dpiで作業はその二倍。
・キャラ部分は特に3D制作したものをそのまま使うと違和感が出るので改めてラフを描くイメージ。
・キャラの線画をシルエットを描くように7px~25pxで描く。詳細の書き込みは1px~15pxで描く。
・アイラインは眼球に沿った部分のシルエットを意識して眼球の曲線を損なわないようにする。
・瞳は0の形を常に意識して横につぶれたり意味なく三白眼にならないようにする。
・アイラインの太さはまつ毛の省略形。角度によってつく変化はそこを意識する。
・顔のパーツの配置は猫を意識する。極端に言うと丸みを帯びた猪木
4.彩色準備
・3Dのものを事前に生成していたモノクロHSVに合わせてSを調整する。
・3Dラフの色をスポイトしながらレタッチしていく。
・キャラはスポットを意識して大まかに着色して3D感を消していく。
・キャラだけはベタ塗りつぶすように意識する。
・遠景であればあるほどグラデとシルエットで塗りつぶすようにする。
5.彩色作業
・3Dラフから全体のシャドウの濃さを見て乗算の落ち影を決める。大体H±5S10~30V10~30で考える。
・反射光も3Dラフを考慮するがSは5~10ぐらいが目安。明確に反射光源がある場合はその限りではない。
・固有影は落ち影のVを5~10程度に範囲変更するイメージ。
・塗り方は落ち影を先につけていく。
・その落ち影を透明部分をロックした状態で反射光をグラデーションで入れていく。
・漫画だとペン先の強弱で陰影をつけるところは落ち影のSV×2を想定していれる。
・グラデーションの中の凹凸を落ち影でつけていく。
・光が当たっっている部分の凹凸は固有影を使ってつけていく。
・光の部分は質感の要なのでスクリーンや加算(発光)でつけていく。
・光のつけ方のイメージは主に面で塗る、もしくは曲面のテカリをつける。
・光と影の間の透け感は素材によるが、肌は奥底の血色が出ている。
・皮と骨が近いところは光に関係なく血色が見えている。
・最終的なイメージの調整はオーバーレイで行う。場合によっては3Dラフを素材にするのもあり。
・最終は通常レイヤーで加筆して調整する。
6.完成
・完成